はじめまして。ZEH住宅でパッシブデザインの家を建てている”ふみ”です。
農家しながら三姉妹を育てています。
この度、奇跡的に住宅ローンを組めるようになったので地域工務店にてお家を建設中😊
(2022年2月頃引渡し予定)
今日は、なぜ私たち夫婦がZEH住宅でパッシブデザインの家を建てようと思ったかその理由について書いていこうと思います。
[ZEH住宅を建てる理由]私たち、耐震等級3の家を建てたかったの
私たち夫婦がまだ東京で会社員をしていた当時、東日本大震災が起こりました。
電車はストップし、茨城に出張中だった夫とは連絡が取れず、夫婦ともその日は帰宅できず。
やっと帰宅したら家の中は散乱。
親族や友人が東北にいることもあり、かなり心配しました。
学生時代に訪れたことがある街が破壊される映像はショッキングなものでずっと忘れられません…
住宅展示場にて東日本大震災や熊本地震の映像が参考資料として映像が流れることがありますが、私は当時を思い出すので見れないです😢
耐震について調べていくと、記憶に新しい熊本地震では耐震等級2で作られた家が崩壊。
耐震等級3で作られた家は無被害または軽微な被害なことが判明しました。
よって、【耐震等級3】が我が家の条件の絶対条件になったのです。
家を建てるなら、耐震等級3じゃなきゃダメ!
耐震等級3を標準で採用しているハウスメーカー、工務店を選んでいったところZEH住宅を作り慣れているビルダーさんに出会ったということです。
耐震等級3を作ろうと思えばどのビルダーさんでも作れると思うけど、耐震等級3を標準で、つまり全棟を耐震等級3で作っているビルダーさんは少ない!
耐震等級3の家を作れるビルダーさんは家の性能にこだわっているのでおのずとZEH住宅を作り慣れていることになると思う。
ちなみに耐震等級3だと地震保険が50%割引になります!助かりますね。
[ZEH住宅を建てる理由]高気密高断熱住宅に住むと健康になれるっぽい。
家造りの本を読んでいると、「高気密高断熱住宅に住むと健康になる」というフレーズを何回も目にしました。
この本を読んでびっくりしたのが、高断熱住宅に転居後の健康改善率の向上です。
断熱のグレードが上がるにつれて、気管支炎やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎の改善率も上がっていることに驚きました。
そういえば、有名な一条工務店の展示場に行ったときも花粉症軽減されます的なことを言われた記憶があるなー。
夫婦で重度の花粉症の私たち、高気密高断熱住宅に期待が膨らむ膨らむ(笑)
引っ越し後は完全室内干しが出来るので花粉症が軽減されると予想してます。(たぶん)
そして、工務店のZoom会議でOBさんが実際にお話ししてくれたのがとても印象的でした。
これまでアパート暮らしで、寒くて結露がすごくて子供たちもすぐ風邪を引いていたけど、今の家に住んでからは子供たちも風邪をひかずに健康になれた感じがする。
毎日温かくて快適です!
うおー!その言葉を待ってたー!!(と私に衝撃が走るw)
私たち夫婦、体が資本な職業なので(どの仕事もそうだけど)ヒートショックで死なないためにも高気密高断熱住宅で健康な毎日を過ごしたい!と強く思いました。
今の賃貸、結露黒カビがすごすぎる…
賃貸の家だと、エアコンだけじゃ寒くて長い冬は過ごせないよ~😢
冬、ちょー寒い地域に住んでいる私たち。
今の賃貸の家では冬の間、石油ファンヒーターが必須です。
今の賃貸の家は、窓の断熱性能も悪いし、高気密高断熱住宅でもないので、結露がすごい!!
そして黒カビもすごい!!
拭いても拭いても発生する結露と黒カビのセット。
わたしゃ、もう完敗でござる。
ところがどっこい、窓の断熱性が高い高気密高断熱住宅に住むと結露しない&黒カビも生えないと聞きました🙌
結露や黒カビに悩む生活なんて嫌だー!早く引っ越ししたーい!!
[ZEH住宅を建てる理由]住宅ローン減税など税制面で優遇される&助成金もある
政府は「2020年までにハウスメーカー等が新築する注文戸建住宅の半数以上で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」という目標を掲げています。
…ZEH住宅普及が日本政府の目標ということは…!?勘の良い方ならすぐ分かりますよね。
ZEH住宅、税制面で優遇されます!
そして助成金ももらえます😊やったー🙌
初期費用がかかるZEH住宅ですが、税制面で優遇され助成金ももらえるなんてありがたいです。
長期優良住宅に認定されているZEH住宅の税制優遇はざっとですがこんな感じ。
- 住宅ローン控除…この度1%が0.7%に減って激おこぷんぷん丸だけど、長期優良住宅なら限度額が5000万円期間も13年
- 登録免許税・不動産取得税…長期優良住宅なら減税
- 固定資産税…長期優良住宅なら5年間1/2に減税
- 地震保険料…耐震等級2で30%割引、耐震等級3で50%割引
我が家も助成金をもらえました。大変助かりました。
特に住宅ローン減税のインパクトはでかいです。
2022年からの住宅ローン減税の改正、我が家にとってはダメージ大きいです😢
2021年に入居していれば、住宅ローン減税1%が13年間だったのにー!!悔しい。
令和4年5年と住宅ローン控除率が今までの1%から0.7%に下がってしまってかなり苦しいですが、
令和6年7年からは借入限度額が下がるっぽいので注意です!ひえ~~😨
参考:https://www3.nhk.or.jp/news/special/zeisei2022/housing-loan/
インフレ真っただ中の日本。家の材料費や新居に必要な家電もどんどん値上げしています。
ZEHの長期優良住宅を建てるならとくかくお早めに!と思ってます。
[ZEH住宅を建てる理由]上がり続ける電気代がつらみ。
電気代、また値上げのニュースが流れましたね😢
電気代の上昇率が10~18%前後とやばすぎる…😨
「再エネ賦課金」も毎年値上げしています💦
再生可能エネルギーの普及のために必要なのは理解できるけど、太陽光発電を設置していない家庭でも「再エネ賦課金」を支払うのは金銭的につらみ。
と思っている人多いと思います。私もそうだった~
給料が変わらないのに物価のインフレが続くこのご時世。(いったい何なの日本。)
このままでは電気代が家計をますます圧迫してしまう~😨
でも、ZEH住宅なら自家消費のエネルギーを太陽光発電で補えてトータルコスト的に家計に優しくなる!はず。
10年後、電気自動車を自宅の太陽光発電で充電する未来もあるよね!
今回、私たちはリクシルの「建て得」を使って太陽光発電を載せました。
なぜ建て得にしたのか、トータルコストはどれくらいお得になる予定なのかは別記事で書いていきます。
ZEH住宅からパッシブデザインにたどり着く~農家の私たちにぴったりな設計手法
住宅誌見てると、ZEH住宅とペア的な立ち位置でよく見る「パッシブデザイン住宅」。
私たちの家はZEH住宅であるとともに、パッシブデザイン住宅でもあります😊
パッシブデザイン住宅って何?
から始まった私たち夫婦の家造り。
何度も工務店の勉強会に参加し、完成体感会や構造体感会にも足を運びました。
小さい子連れての完成体感会と構造体感会は大変だったな~。
でもおかげでパッシブデザイン住宅の良さが肌で分かったよー。
私たちの職業は農家。
自然の力が偉大ということを一番実感できる職業でもあります。
なので、パッシブデザイン住宅の「自然の力を活用する設計手法」の素晴らしさがすっと入ってこれたのかなと思います😊
窓の断熱性能を上げて、自然の力を活用すればこんなにお家が温かくなるのかー-!!
とかなり驚いたのを覚えています。
[まとめ]健康元気でありたいから私たちはZEH住宅を選択しました
以上、私たち夫婦がZEH住宅を建てる理由についてでした。
- 耐震等級3が絶対条件
- 高気密高断熱住宅で健康に過ごしたい
- ZEH住宅は税制優遇、助成金もある
- 太陽光発電でトータルコスト削減
- パッシブデザイン住宅の素晴らしさを実感できた
日本政府が「2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」という目標を掲げていることから、大注目のZEH住宅。
初期投資はかかりますが、トータルコストや将来の健康のことを考えるとZEH住宅に辿り着きました。
ZEH住宅、思ったより住宅費用がかかってびっくりしたけど、家大好きなので住宅ローン頑張って返していくわ😂
そして、この家造りで分かったことがあります。
それは、ZEH住宅を建てるには、1棟1棟気密測定して数値をちゃんと出しているビルダーさんに出会う必要があるということ。
もし、ZEH住宅を建てようとしているお施主さんがいるならば、信頼のできるビルダーさんに出会えますように願っています。
楽しい家造りになりますように😊
ここまで読んでいただきありがとうございました。